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よーなぽとinハンガリー

ドナウの真珠ブダペスト生活記だったのですが、日本へ帰国してしまいました。

なんとなく外国人に冷たいハンガリー その1.

あくまで、なんとなく、です。

理由その1.

外国人は基本料金支払いタイプの携帯が買えない!?

オットの会社の総務の人と、同僚のハンガリーで働くフランス人によると、

ひところ流行った犯罪の手口で、外国人が安い基本料金支払いタイプの携帯を購入し(もちろん住所など偽造)、自国へとんずら、お金払わず使いたい放題(止められるまで、でしょう。)というのがあったそうです。自国よりもハンガリーで買う方が安い(安かった?)というのが動機。

この煽りで、現在は外国人がこのタイプの携帯を購入することが出来ないらしい
まあ、外国人といえど色々いるワケですが、ひとくくりにされてます。XX人は駄目と言ったら差別になっちゃいますからね。

残念ながら、これを自ら確かめるマジャール語力がないため、直接携帯会社に確かめることが出来ないので、あくまで、「らしい=推測」です。

なら、プリペイドカードタイプのを買えばいい、と思うかもしれませんが、、
このタイプは、ハンガリー国内でしか使えないと思うのですよ。

車で一時間の走ればスロバキアに行っちゃうんですよ?
そこでオットが迷子になったら、携帯必要でしょ?
もしかしたら、ルーマニアに行って途中で車が故障するかもしれないでしょ?

海外でいざとなったら頼れるのは自分です。
いつでもいろんな事態を想定するのです。
これぞ、プリベンティブ・アクション。
(って心配性なだけだ。)

ということで、携帯欲しい!と思っても、はいどうぞ、とは買えないのです。

まあ、駐在員は、たいてい会社が契約してくれて支給されるワケだから、大丈夫。
配偶者がハンガリー人なら、その人に買ってもらえばいい。
留学生プリペイドタイプで我慢するかもしれない。
中国人華僑ネットワークでなんとかしてもらえるかもしれない。

ワタシのような半端者が困るのです。ハァ。

ハッ。つまり、外国人に冷たいというより、「半端な身分の外国人はどうでもいい」ということか?(ToT)ガーン

結局、オットの会社の総務の人が親切にも彼女の名前で買ってくれたのです。本来彼女の義務でもないのですけれど。ほんとアリガト~。

来年あたりハンガリー語がもうちょっとなんとかなったら、T-mobile(携帯の会社ね。)に乗り込んで確かめようと思ってます。
状況変わってるかもしれないしね。

ところで、ハンガリーの携帯普及率は 87,7% だそうです。(国立通信局(national communications authority)2005年4月のレポートより。)
いつでもどこでも携帯でしゃべってる人がいる風景は、ここでも日常です。

なんとなく外国人(半端者のみ?)に冷たいハンガリー、その2はまた今度。

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ハンガリー入国

4月2日が記念すべきXデーでした。
フランスから車で移動してきた我々は、陸路国境越え。
(島国人だからちょっと嬉しい)

昨年(2004年)5月よりEUに加盟したハンガリーなので、いずれはEU加盟国との国境はフリーパスで国境越え出来るようになるのかもしれませんが、今のところは、きっちりと国境チェック入っています。

そうしないと、そこで働いている人が失業しちゃうし。

さて、いざ国境。ゲートがEUと NON EUに分かれている。
はて、どちらに並ぶ?

我々は、2人とも姿形および国籍ともにどう見てもニホンジン。
でも車はフランスナンバーで、フランスのレジデンス(居住)カード所持。

「外見(車)がフランスだしぃ、やっぱりEUゲートでしょ。」
横を見ると、NON EUゲートに並ぶ車はそれぞれ止められて少しばかり時間がかかっている模様。
一方EUゲートの車はノーチェックで入国する人もありで、スムーズに進みます。うしし。

いざ我々の番。どきどきしながらも、それを表にはださず、極めてクールにEUっぽい(?)ふりをする。

でも、我々の顔見るや否や、案の定。「Passport!」って。_| ̄|○ ガクーリ
(あ、Pleaseなんてついてませんから。なぜに私の出会う国境審査官ってえらそうなことが多いのだろう。)

やっぱりただでは通してくれなかったか、ケチっ
でも英語無しのハンガリー語のみだから何言ってるか分かりませ~ん。

「きっと金払えって言っているんだよ」
「え、でもビザ取るときにひとり50ユーロも払ってあるし」
「そうだよねえ。でも、あっち行けって言ってるようだし」
とりあえず、従順に指示通り「あっち」に行ってみる。

あっちにて;「でもここ単なる両替所だねえ」
意味無くウロウロしてみること5分。
「努力したけど分からなかった」風を装い、もう一度係員のところへ。

指差す先から察するに、NON EUゲートに並び直せと。
よく見ると、隣国オーストリアからの車もNON EUと EUと両方のゲートに並んでいる。皆、いちかばちか並んでいるのか?それとも知られざる振り分けが?

で改めて我々の番。どきどきどきどき。
口をへの字に結んだお姉さんにおもむろにパスポートを取られたものの、そこにハンコ押されて(それだけ)で無事通過。金払えって言ってなかったのね。ε-(´∇`)ホッ

こんなことならカッコつけずに、最初からNON EUに並べばよかった。

要約すると、「国境越えるのは、車ではなく、わたし」、ってことでした。
でもハンコ押すだけなら、どこのゲートだっていいじゃんっ。

ともあれ記念すべきハンガリー入国でありました。

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筆者

きち

きち

ただの主婦。オットひとり、子どもひとり。

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