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よーなぽとinハンガリー

ドナウの真珠ブダペスト生活記だったのですが、日本へ帰国してしまいました。

行ってみて♪な観光地



是非行ってみて頂きたい観光地シリーズ~その①~

先日は、ブダペストの立派なシナゴーグについてご紹介しました。
(記事コチラ

が、

あちらさんは、紹介するまでもなく、
観光客がじゃんじゃかやって来ますので、
本当はほって置いてもよかったのです。
(でも、貴重なネタなんで、つい。)

今日は、是非とも足を向けて頂きたい、
密かなシナゴーグ(というより、ユダヤ礼拝堂)をご紹介。

とはいっても、某ガイドブックにも載っていますから、
決して無名ではありません。

それは、王宮の丘にある、

中世ユダヤ礼拝堂。

オスマントルコの支配以前には、
王宮のあたりにユダヤ人街があったそうで、
その当時の香り残る礼拝堂。


20060612172509.jpg
壁に残されたユダヤ教のシンボルは当時のもの。


20060612172524.jpg
カバラだそうです。
(すみません、なんにもユダヤ教のこと知らないので、
説明されたままです。)


なんか、素敵でしょう?


ねえ?


どうです?行きたくなりました?


ってどうして、そんなに勧めるかって?


だって、













だーれも客が来なくて、
管理人のおじさん、寂しそうだったんですもの。(ノ_・。)ホロリ



それもその筈、
折角、たどり着いても、
門には鍵がかかっていて開かない。
開館している時間なのに?
と、諦めて帰ろうと思ったら、

20060612172419.jpg
矢印の辺りに


20060612172430.jpg
呼び鈴発見。>オット

とりあえず、これを押すこと!

すると、門が開き、
数メートルあるいて入り口にたどり着いてみると・・・・
管理人のおじさんが、扉を開けて

ウェルカム(ようこそ♪)。

もはや逃げられません。ガクガクブルブル((((゜Д゜;))))

管理人且つチケット売りのおじさんからチケットを買い、
「そこにお座り下さい。」
って、厳かに言われたので、
な、何が始まるのかしら?わくわく。
と思い、おじさんに注目するも、



し~ん。

ビデオをつけるでもなく、話すでもなく、何もしません。

仕方ないので、渡された説明書(日本語あり)を読み、
大した展示物があるワケでもない、
小学校の教室程度(いや、もうちょっと小さい)の礼拝堂を見ようと立ち上がると、


おもむろにおじさん解説開始。

ヽ(゚Д゚;)ノ!!

管理人かつチケット売りかつガイドなおじさんなのでした。


20060612172614.jpg
他に客はいないので、マンツーマン。

質問OK!リピートOK!

丁寧な説明を受けると、
何もないと思えた展示も興味深く思えてくるからあら不思議。
ガイドって重要ですね。

写真とりまくりOK!(おじさん推奨)ですから、ご遠慮なく。

そして、

帰る時は、お見送りアリ!

と、至れりつくせり、な観光が期待出来ます。

もはや普通の観光地に飽きたアナタは是非!

っていうか、おじさんあまりに寂しそうだったので、
行って差し上げると喜ぶこと間違いなしかと。

おじさん余りに嬉しくて、


20060612172443.jpg
普段は鍵が掛かっている、墓石コーナーを開けてくれました。

「ほら、どんどん写真撮って!!!」と言われ、


20060612172458.jpg
仕方なくありがたく撮らせて頂きました。
恐いもの写らなくてよかったです。


最後に、
おじさんを写真に撮ろうとしたら、

「Oh No!、I'm not いんたれすてぃんぐ。
(ワシなんか面白くもなんともないよ。)」

と断られてしまいました。

・・・いや、十分ネタになるんですけど。

残念!

今頃、慌てて観光してるワタシです。
もうすぐ観光ネタも出来なくなるんだろうなあ。
ですよね?
ブログランキングどうぞ宜しく。m(_ _)m
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筆者

きち

きち

ただの主婦。オットひとり、子どもひとり。

リンクして頂けるなんてウレシイことに誰が怒りましょう?リンク・フリーです。(「普通」のブログ・サイトに限ります、が。(笑))