よーなぽとinハンガリー

ドナウの真珠ブダペスト生活記だったのですが、日本へ帰国してしまいました。

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恐怖の館



今日は真面目に観光紹介。

ガイドブックにこれから大きく載るかもしれないけど個人的にはお勧めではない観光地。
既に載っている本もあるかもしれません。
手元にある某日本語ガイドブックには「読者から」の紹介で小さく載っています。


それは、恐怖の館@ブダペスト・・・・・・・。


た~らん、た~らん、た~らん、た~ら、た~ら、た~ら、
たらたらたらたら、ちゃらら~~。

(うろ覚えなのでこうなりましたが、コワイ場面でよく掛かる音楽をイメージしております。)

とはいえ、この恐怖の館、残念ながら、おばけ屋敷でも、
時々見かける拷問博物館、でもありません。
ハンガリーの共産主義時代の恐怖政治に関する歴史についての博物館です。

20051108233723.jpg

でも、そこらのおばけ屋敷よりよっぽどリアルなのは、
第二次世界大戦中は、ナチスに従うハンガリー矢十字党によって利用され、
共産主義時代は、ハンガリーのKGB(ソ連国家保安委員会)ともいえる
ÁVOやÁVHの本部として利用された、
まさにその建物を改築したもの、というところです。

20051108233737.jpg


ÁVOやÁVHは
「アンドラーシ通り60番地(この建物の住所)の国家警察は、
生と死を意のままにあやつる。」

と恐れられたとおり、指令があれば躊躇なく市民の命を奪い、拷問し、
絞首台に送り、牢獄に閉じ込め、強制労働キャンプに送り込んだそう。

実際にこの建物内でも色々なことが・・・・・・。

どうです?寒くなってきました?

20051108233800.jpg
どーんと建物の中心のふきぬけに横たわる、戦車と犠牲者方々のレリーフ。

室内に展示されているのは、
ハンガリー共産主義時代の当時の映像や
インタビューなどがモノクロで流れてるテレビ(やけに沢山設置)
当時の写真。
秘密警察の制服や当時の事務所の様子など。

20051109001529.jpg


特に、当時の映像にはかなりショッキングなものも含まれています。
(ワタシとしては、お子様非推奨。)

という展示物の中で、当時の悲劇に思いを馳せ、鎮痛な面持ちに・・・・・・・

とは、ならないのです

なぜなら、インタビューなどの映像は、全部マジャール語。(ハンガリー語=おいそれとは分からない)
(それぞれの展示室に英語の説明がきちんとついてますが。)
加えて、激しい音楽は流れているし、やけにシックな展示だし、間接照明が美しいし、

20051109001522.jpg
オシャレ系カフェ?

20051108233833.jpg
アヴァンギャルド(=前衛的=変わってる)なギャラリー?
(よく見れば、これは、埋められた十字架が信仰の自由さえ奪われたことを示しているのですが・・。)

と大変不謹慎ながら思ってしまうのです。

20051108233823.jpg
こちらなど、顔のところにホログラムが写って、
ほら・・・・Dランドのホーンデットマンションと同じ手法ざます。

テーマがテーマなので、もう少し、暗くやって欲しいような気も。
映像ばかりで、空間余ってますし、展示物も少ない。

とはいえ、地下の牢獄だけは、絶望に満ちた空気が残り、かなりコワイです。

20051108233749.jpg
空気よどんでます。


しか~し!!!この博物館でなによりむかついたがっかりしたのは、
共産主義時代さながらの威圧的係員に、

「写真は撮るな。」って言われたことです。

Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン

一人くらいOKと言うかもと思いまして、
3人くらいの係員に聞いてみましたけれど、皆、駄目と。
しかも、携帯を取り出してあやしい動きをした男の子には、
係員からの「画像チェック」が入っておりました。コワイですねー。

素人目には、そんな大層なものは置いてないのですけれどもね。

写真が取れなくて、
ブロガーはどうすりゃいいって言うのよ!!!

現代ブロガーの悲痛な叫び
あ、どうでもいい?そうですか。

*というワケで、上記内部の写真はすべてパンフレットからです。
©Terror Háza

しかも、これで入場料1500フォリントは高いざます!!!
ということで、ワタシとしては、お勧め度低いです。

ブダペスト観光で、
共産主義の名残を求めるなら「彫像公園」(記事はコチラ)、
ハンガリーホロコーストのメモリアルなら「シナゴーグ付属のユダヤ博物館」(記事はコチラ)、
怖さを求めるなら「葬儀博物館」(記事はコチラ)、
の方をお勧めします。

でも、人間、「行くな」って言われると行きたくなるもの。
よって、結果的に宣伝をした、ということで、
恐怖の館の関係者の方、失礼な記事をお許しください。素直な感想なので。

というワケで、想像するほど怖くはありませんので、
時間の余った方は、訪ねてみるものいいかもしれません。


あまりに順位があがりびびってまともな(え?)記事書いてしまいました。
本当に、クリック感謝です。夢のようざます。(↑∇↑)ウウウ
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共産主義メモリアル・カフェ恐怖の館(Terror Háza)♪
住所;Budapest VI, Andrássy út 60
火ー金; 10:00-16:00
土日; 10:00-19:30
大人;1500フォリント
国際学生証;750フォリント
オーディオガイド(英・独);1300フォリント

英雄広場から伸びるアンドラーシ通りにあります。
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コメント

あの「ちゃ~ら」って音楽「UFO」っぽいやつですよね?(サン○ーバードといい、また古いかな…)
確かにあまり怖くないですね。
(昨日の貞○さん?の写真の方が怖いです)
それにしても、写真撮らせてもらえないとは、(`д´)イラッ。
日本人観光客にこの建物をアピールしたいなら撮らせろー!!!って感じですね。

地下室が・・地下室が・・私駄目かもしれませんが、この前衛美術・・結構好きかもしれません。
ものすごい急上昇の順位争奪戦!パチパチ・・・目指せヨーロッパ第一位!(が・・やはり余りプレッシャーをかけて、緊張して頂かない方がよろしゅうございますね。・・ここ一番のツボ押し度がお手柔らかになりますので・・やはり、グリグリ!とねじ込まれるようなツボ押しがきち奥様の真の骨頂でございますし・・)

ホーンテッドマンションでモデルやってるのはきちさんですか?と訊こうと思ったら、、、
パンフだったんですね。残念。
しかし、ほんとにオシャレなカフェですね!!
今度ブダペストに行ったら、あの赤い肘掛け椅子でコーヒー飲むことに決めました(爆・爆)

私ここ名前にひかれて行きました(笑)
個人的にはビデオがリアルで怖かったなぁ。
確かここ、国際学生証を持ってないと学生割引してくれなくて、私のドイツの学生証は相手にしてくれなかった・・・。
普通説明すればOKなのに。
日本語でさんざん文句言った記憶ありです。。。

●ぽんちさん。
UFOの音楽・・・・・???すみません、分からないかも。(笑)
意地でも写真を撮らせないという感じでした。

●ihokoさん。
ihokoさん、色々見えてしまうヒトですよね、地下室なんかやばいですね。
それにしてもこの美術館、妙に小奇麗で、テーマにそぐわないんですよ。とっても変です。そのくせ係員は妙に高飛車だし。ある意味一見の価値はあるかもしれません。(笑)
この記事は手ぬるかったです、我ながら。たまにはまともな記事もまぜて行こうと思いまして。(笑)

●かおるさん。
演技・演出までしだしたら、ブログで食べていけますかね。(笑)
是非このかふぇーに行ってみてください。

●あみさん。
確かにビデオはすごいですよね。声出なくなります。
ハンガリー人って、「規則は規則」で全然融通が利かないような気がします。大人の入場料高いところが多いので、学生割引はとっても大きいですよね!!

…きちさんが言おうとした曲、わかりそうなんだけど、名前が出てこな~い;;
それにしても、モダンアートなカフェですね。
入口でコーヒーチケットは売ってなかったんですか?(笑)

地下室は本当に何か見えそうで、恐いです。
でも、一番の見どころは共産主義を体現した係員さん達と、私は見ました!
いかつそうな態度は、本当に地なんでしょうか?

PS きちさん、1500フォリントって、ワイン3本分くらい?

ポーランド人の友達と行ってきました。
同じ旧共産国である事や、ユダヤ人迫害に関して日本人である私より格段に知識がある事、ドイツ語が読める事、第二次大戦時のヨーロッパの社会情勢をよく知っている事、などから、結構勉強になりました。
宗教的な面でも、色々と教えてくれたので、自分にはかけ離れた世界も存在していたのだと改めて実感しました。
自分とは異なった境遇で育った人と一緒に行くといいかもしれません。

きちさん、同じテイストの博物館情報と言うことでTBさせていただきました。
どうぞ、よろしくおねがいします♪

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16年前、このままずっと続くのかと思われた東西ドイツを隔てる壁が壊され、東ドイツは終焉を迎えました。それから16年、壊された「ベルリンの壁」の欠片を記念に持ち去る人や、観光客相手に売る人のおかげで(?)、今や外

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筆者

きち

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ただの主婦。オットひとり、子どもひとり。

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